宗団紹介 天台宗


▲ 大韓仏教天台宗 小白山 救仁寺

天台宗は混乱した仏教を統合するために
高麗時代にこの地に根をおろしました。

大韓仏教天台宗は愛国仏教、生活仏教、大衆仏教の三代指標を通じて衆生救済を実践しています。

妙法蓮華の天台思想がこの地に初めて根をおろしたのは高麗時代でした。
大覺國師 義天大師は当時混乱した高麗仏教を一つに統合して正すために6世紀頃、天台智顗が開創した天台宗を韓国に持ってきました。義天大師は学問と修行をすべて兼ね備えた新しい仏教精神であり仏教思想を全て合わせて統合していたためです。
天台宗は釈迦牟尼仏と龍樹菩薩の脈に乗って天台山の智者大師と大覺國師 義天大師を通じて仏教の精神を受け継いでいますが、これを近現代史以後、小白山で重唱された方が、まさに上月圓覺大祖師です。 天台教学は1世紀頃の龍樹菩薩の空思想と中觀思想を土台にしています。 これを6世紀頃に中国の天台大師が藏通別圓の化法四敎と化儀四敎を基に五時敎判を体系的に確立しました。


智者大師は教宗と禅宗の深刻な対立を一つに融合するために天台宗を開創しました。 教学的な部分だけを強調する教宗と修行的な側面を強調する禅宗は、二つのようでありながら 一つで仏道の道を行くようにする近道というわけです。 これを主張するために天台大師は教学を 体系的に整理し、すべての仏様はすべての衆生を成仏させるために、この世の中に出現され、 聲聞、緣覺、菩薩の修行者が皆一仏乗に入り、仏様になるという信仰を持って修行する


上月圓覺大祖師は三大指標を通じて具体的な衆生救済を実践されました。 三代指標とは愛国仏教、生活仏教、大衆仏教です。 愛国仏教とは、団結した力で自分が生きるこの時代と地域に当面のさまざまな課題を知恵深く解決して実践することをいいます。 国家、社会、家庭、私自身を大切に考え、世界人の一人として世界平和のために努力することをいいます。 生活仏教とは、日常と修行が決して二つではなく生活の中でお釈迦様の教えを実践することをいいます。 福を待つ受動的な態度ではなく、自ら福を作っていく積極的な態度で生きていくことをいいます。 これは、昼間には一生懸命に仕事をし、夜には念仏修行して、誠実に福を作っていかなければなりません。 大衆仏教とは、在家人または出家人と同じように修行できるように条件を備え、個人の悟りを追求すると同時に、衆生救済の誓願を実践することを意味します。